カトリック・プロテスタントとは

カトリック、プロテスタントともにキリスト教の教派の名称です。
仏教における宗派に考え方は似ています。
キリスト教はもともと、どの教派にも分かれていない一つの宗教でした。
しかし、人の口によって伝えられるうちに、キリストの言葉の解釈にも様々な見解が生まれ、そこに人間の欲や利益が絡まって、聖書に対する独自の解釈が生まれていきました。
分裂を繰り返して歴史を重ねたキリスト教の教会では、ついに、16世紀、歴史上有名な出来事となる「宗教改革」が起こります。
当時、カトリック教会の発行していた贖宥状(罪の償いを軽減する証明書)に異議を唱えた司祭のマルティン・ルターが、カトリック教会から破門されたことに端を発します。
破門されたルターの下には賛同者である民衆が集い、ルター派が生まれました。
対立は血を流す争いに発展しましたが、後にルター派を新教として認める和議が成立し、ここからプロテスタントの流れが始まったのです。
カトリックや正教会(東方教会)が連合体として存在している教会の呼称であるのに対して、プロテスタントは特定の教会を指している言葉ではありません。
キリスト教の信者ではない人に誤解を与えているようですが、プロテスタントとは、カトリックから、教義の解釈の違いや神学の違いで派生した多数の教派の総称なのです。
カトリックとプロテスタントの違いはたくさんありますが、大きな違いとして、聖書の位置づけが異なるという点が挙げられます。
聖書の解釈は個人の良心次第と考えるプロテスタントに対して、カトリックでは教会あっての聖書であるので、聖書の解釈は教会で行うというスタンスを取っています。
また、テレビなどで目にする、教会での告解(懺悔)はプロテスタントでは行っていないのです。
生母のマリアを特別視することもありません。
そして、教会では必ず行うというイメージのある「ミサ」も、プロテスタントでは特定の日に行うことはないのです。
スポンサードリンク
@教会は、教会に関する情報収集にお役立てください。
ピックアップ!:キリスト教の概要
教会の活動などについてお話しする前に、キリスト教とはいったいどんな宗教なのかを簡単にご説明したいと思・・・
