教会と聖職者

教会は何をするところなのかという疑問をお持ちの方も多いことと思います。
そもそも、キリスト教の教えの上では、教会は「建物」を意味する言葉ではありません。
神によって罪の奴隷から救い出された人々の「群れ」という意味です。
現代の教会の存在に置き換えると、「祈りの家」といったところでしょうか。
教会には、十字架に磔にされたキリストが祀られています。
教会に集ってキリストに祈りを捧げることで、自らの罪を認め、新しい導きをキリストから与えられる場所が教会なのです。
教会の主な活動としては、日曜日の礼拝(ミサ)や地域社会への奉仕活動などがあります。
教会というとクリスチャンのものと思われがちですが、教会は訪れる人を選びません。
宗教に関わらず、神の言葉を聞きたいという気持ちがあれば、誰でも訪れて良いのです。
突然訪れて神父や牧師の話を聞くことももちろん可能です。
厳粛な外観におそれをなしてしまいそうですが、救いを求める人には広く開かれているのが教会ですので、気軽に足を運んで良いのです。
さて、神父や牧師という言葉を使いましたが、違いについてはご存知でしょうか。
実は、このどちらとも、キリスト教における聖職者の階級である「司祭」を表す言葉です。
司祭は学校で例えるならば「先生」の立場にあたり、一般の生徒は「平信徒」です。
カトリックや正教会では、司祭を神父と呼称し、プロテスタントでは牧師と呼称しているというわけです。
なお、司祭(神父や牧師)には男性が多いとお気づきの方も多いことと思います。
実は、カトリックや正教会では、今のところ女性の司祭を認めていません。
一方でプロテスタントでは、教派によっては女性の司祭(牧師)を認めていて、日本でもわずかですが女性の牧師が活躍しています。
修道士・修道女とは、禁欲生活を送り神に仕える聖職者を目指す人のことを指していて、結婚をせず、修道院で慎ましやかな生活を送っています。
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