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日本のキリスト教の歴史

日本のキリスト教の歴史

日本にキリスト教が伝来した時期について、史実として確実に確認されているのは、16世紀、織田信長の時代です。

カトリックの修道会である「イエズス会」の創設メンバーであったフランシスコ・ザビエルが来日したことが最初とされています。

宣教師に対して好意的であった織田信長や豊臣秀吉がキリスト教を保護したことから、日本でも確実に信者の数を増やしていきました。

しかし、1614年、幕府は増えるキリスト教の信者の力をおそれ、キリスト教の信仰の一切を禁止する「禁教令」を発令します。

激しいキリスト教徒への迫害と探索の結果、キリスト教徒は日本から姿を消したと言われていましたが、長崎では秘かに信仰を続ける隠れキリシタンの存在がありました。

幕末の開国とともに、再び宣教師の来日を許すなど、いったんはキリスト教に対して寛容な態度を見せた幕府や政府でしたが、1890年以降、天皇を神聖な元首と掲げる日本政府が再び、キリスト教を異教として、激しい迫害・追放運動を展開します。

この動きが欧米諸国の強い非難を浴びたことによって、日本政府は表向きには禁教令の高札を撤去することになります。

しかし、政府によるキリスト教の諸派に向けての取り締まりは厳しさを増し、敗戦までの長い間に多くの殉職者を出すことになりました。

キリスト教に自由が戻るのは日本が敗戦した後です。

欧米諸国から多くの宣教師たちが来日し、布教活動に力を入れました。

同時に信者や宣教師による社会奉仕活動も行い、日本に少しずつキリスト教が根付いてきた時期でもあります。

教会も各地に建てられるようになりました。

戦後のGHQの影響もあり、宗教に関わらず、クリスマスをキリストの降誕祭として祝う習慣も国民の間に浸透し始めます。

キリスト教の教会で挙げる挙式も人気を呼び、今では、信者数こそ仏教や神道に及びませんが、国民の多くがキリスト教への理解を示し、仏教や神道と同様に国民生活に深く溶け込んでいます。

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