結婚式

カトリックの教会では現在でも、結婚(婚姻)は7つの秘跡の一つに数えられています。
秘跡とは、神の恵みを人間に分け与えるための儀礼で、カトリックの7つの秘跡には、「洗礼」・「聖体」・「婚姻」・「叙階」・「堅信」・「告解」・「病者の塗油」があります。
婚姻はカトリックの信者同士で行うことを原則としていますが、教会によっては婚姻の相手の宗教を問わない場合もあります。
再婚は、元の配偶者が生存中は原則的に禁止です。
正教会では婚姻を「機密」として扱います。
機密と言っても、秘密事項ということではなく、神との交わりを機密と位置づけ、婚姻も、神の恵みによって男女が夫婦になるという機密であるとしています。
正教会では離婚を罪として原則的に認めていません。
また、正教会では、結婚式に用いる結婚の証としての結婚指輪を、左手ではなく、神の力を意味する右手にはめることに決められています。
プロテスタントでは、婚姻を他の教会のように特別な宗教行事とはとらえず、「二人の愛をもって成り立ち、神の祝福を受けなければならない」としています。
信者同士の婚姻でなくても認められているので、ホテルや結婚式場に併設されたチャペルには、プロテスタントが多くなっています。
(ただし、最近ではカトリックの教会でも婚姻する本人の宗教を問わない教会が増えてきていますので、カトリックの教会が信者しか受け付けないとは言い切れません。)
カトリックでは式を挙げる場所を聖堂と呼び、プロテスタントでは礼拝堂と言います。
バージンロードが白いのもプロテスタントの特徴です。
式の流れはどの教会でも大体同じで、「入場~賛美歌斉唱~聖書朗読~祈祷~式辞~誓約~指輪交換~宣言~賛美歌~祝祷~退場」となります。
なお、カトリックでは、信者で無い人が挙式をあげる場合には、挙式の前に数回にわたる結婚講座(結婚に対する心構えなどのお話を神父から聞く)を受けることを挙式の条件としています。
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