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洗礼

洗礼

キリスト教の信者となるための儀式を「洗礼」と呼んでいます。

キリスト教での洗礼が生涯にわたりたった一度だけであることから、何かを初体験するときに、「先輩の厳しい訓練の洗礼を受ける」などといったように、一般的にも良く使われる言葉です。

カトリックの教会では洗礼は秘跡の一つです。

プロテスタントや正教会でも、洗礼は聖礼典や機密として、神とつながるための重要な儀式としています。

洗礼の方法としては、全身を水に浸す浸礼、頭に水を注ぐ潅水礼、水につけた手を頭に押し付ける滴礼などがありますが、教会によって洗礼の形は様々です。

しかし、多くの教会で、キリストが受けた方法と同じように、全身を水に浸す浸礼を行っています。

(病気の人などには滴礼などが用いられます。)

カトリックや正教会では、両親がキリスト教の洗礼を受けている信者である場合には、産まれてきた赤ちゃんに生後40日辺りを目安に洗礼を行うのが一般的です。

プロテスタントでは、本人の意思を確認できないとして、幼児洗礼を行う教会と行わない教会があります。

幼児洗礼を行わない教会でも「献児式」を行う場合があります。

献児式とは、子供のこれからの歩みを神にゆだねる儀式で、神道のお宮参りにあたります。

洗礼は、日曜日のミサの後などに洗礼式に出席して受けることになります。

カトリックでは、洗礼にあたって、洗礼名(クリスチャン・ネーム)を授かることがあります。

洗礼名は一般的に、聖人の名をとって付けられます。

洗礼名には、自分の好きな天使や聖人の名をつけることもできます。

ちなみに、マザー・テレサの洗礼名は「テレサ(聖テレジア)」で、アグネスという本名が別に存在します。

現在では、マザーテレサを洗礼名として使うこともできます。

正教会では、洗礼名を授かった聖人を守護聖人と呼び、自分の誕生日と同様に聖人の祝日を祝います。

プロテスタントでは、一部の教派を除き、特に洗礼名を付けるしきたりはありません。

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